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2005-10-10 08:44:42 詩と写真のセッションpp展 レポート 知り合いの詩人石畑由紀子さんのサイトで、詩と写真の展示会pp展のことを知った。たぶん2回目だと思う。前回は都合がつかなくていけなかった。ので、今回、石畑さんは上京できないらしいが、見に行くことにした。 10月9日(日曜日)、東京は午前小雨、昼頃から雨はあがったが、曇り空。2時35分、会場となるビルの前に立つ。東京各地の空きスペースを利用した、街全体をギャラリーとするCET(セントラルイースト東京)というフェスティバルの一展示会場が、pp展。詩人、アーティスト、建築家、写真家、デザイナーおおくの物を作り出すひとたちが、東京をひとつの芸術作品としていくかのように、街の個性を取り戻す試み。ちなみにpp展は前にも行われ、主催者の藍かすみさんによると、そのときは、オブジェ感が強いものだったが、コンセプトや内容により展示方法を変えているという。 部屋にはいる。外からみた感じと同じ、狭い部屋。受付の男性に主宰者の藍かすみさんの撮影許可をもらったが、写真をとってよいかとたずね、了解を得た。ので、入り口から写真を一枚とった。壁に立てかけられた写真のパネル。その近くの床に置かれた、缶の箱。平たい木の腰掛けにすわり2、3人の若い男女が詩を黙々と読んでいる。 写真のパネルには、タイトル、そして詩を書いた作者名。缶の箱には様々な形の紙片(和紙のようなもの)にプリントされた作者名のない詩が何枚か重ねられている。訪問者は腰掛けに座り、思い思いに詩を読んでいく。 ppとは、詩(poerty)と写真(picture)の頭文字からとった名称。一行の詩をテーマとし、何人もの作家が、インスピレーションで作品を作り、それを主催者の藍かすみさんが打ち合わせなしに、単独で、組み合わせ展示していく。その空間全体と共有する時間も作品となっている。藍かすみさんによると、コラボではなく、セッションという意図があるとのこと。 狭い部屋に詩と写真があり、作者名は個々の作品には書かれていないので、どれが石畑さんの詩かわからなかったが、物静かな空間で楽しめた。こういった作品に向き合えたというのは、この東京というスピードや効率や数字だけが優先される社会や時代の先端と見られている街で、それはそれで貴重な体験だったのではないか、とわたしは思う。 途中、黒いシャツにパンツ姿の女性が入室。リーダー的役割を果てしていることから、主宰者の藍かすみさんと思われたが、あわただしくしていたので、とくに声はかけなかった。スタッフとやりとりをして女性はまた街へと部屋を飛び出していった。女性が出て行ったドアから、空が見える。 3時、わたしもそのドアから外へ出た。 参加者(敬称略) 詩人:石畑由紀子 佐々木浩 里都潤弥 Maiko Ogiwara 藍かすみ 写真:金山貴宏 (そして見にこられたあなた。) 主宰・コーディネーション:藍かすみ/企画:syfte. 2005.10.1-10開催 pp展(東京都千代田区内神田) 記事2005.10.10 光冨郁也 syfte. とは?(リーフレットから引用) 冊子やリーディングのほかに 詩を届ける方法はないかな? というのを考えるプロジェクトです。 主にイベントや雑貨を通して 詩の紹介をしていきます。 |
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