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help リーダーに追加 RSS 自作の詩「せかいというビンのなかにふる雨」

<<   作成日時 : 2007/06/14 21:18   >>

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せかいというビンのなかにふる雨

光冨郁也


せかい、というビンのなかに雨がふります。
あおくとうめいな悲しみが、
ガラスの内がわにすいてきとなって、
したたっていきます。

ビンのなかでも、
そらは、どこまでもはてがないようで、
でも、ちきゅうを一周して、
わたしの背なかから、
こえをかけていきます。

(雨はおすきですか

せかい、というビンのなかに雨がふります。
あまおとは、
子をあやすように、
乾いたちじょうをうるおしていきます。

よるがきて、
雨だれのおとに眠り、
あさもやのなか目をさまし、
雨があがると、
小鳥のさえずりで、
さびしさが、かすかな虹にかわりました。

もし、わたしがいなくなったとしても、
せかい、というビンのなかでは、
こどくがちいさな結晶となって光っています。

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コメント(2件)

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郁さまらしいやさしくて切ない詩ですね。
うーん、絵本みたいな感じもするかな。
水彩画で描いた絵が頭に浮かんできました。
青い青い絵の具をすーっと流したような水彩画のイメージ。
理桜
2007/07/31 22:01
理桜さま
こんにちは。メルヘン意識してみました。
絵本、童話感覚です。
たまにはこういうものも書きたかったので。
青い水彩画みたいですよね。
ありがとうございました。
夏は青とか水色とかが恋しくて。^^
みつとみ
2007/07/31 22:21

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