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せかいというビンのなかにふる雨 光冨郁也 せかい、というビンのなかに雨がふります。 あおくとうめいな悲しみが、 ガラスの内がわにすいてきとなって、 したたっていきます。 ビンのなかでも、 そらは、どこまでもはてがないようで、 でも、ちきゅうを一周して、 わたしの背なかから、 こえをかけていきます。 (雨はおすきですか せかい、というビンのなかに雨がふります。 あまおとは、 子をあやすように、 乾いたちじょうをうるおしていきます。 よるがきて、 雨だれのおとに眠り、 あさもやのなか目をさまし、 雨があがると、 小鳥のさえずりで、 さびしさが、かすかな虹にかわりました。 もし、わたしがいなくなったとしても、 せかい、というビンのなかでは、 こどくがちいさな結晶となって光っています。 |
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| タイトル (本文) | ブログ名/日時 |
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| 内 容 | ニックネーム/日時 |
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郁さまらしいやさしくて切ない詩ですね。 |
理桜 2007/07/31 22:01 |
理桜さま |
みつとみ 2007/07/31 22:21 |
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